沖縄での生活

【沖縄移住の体験談】20代移住者が感じたギャップと失敗談②渋滞と言葉の壁編

けいたろう

沖縄移住を考えるとき、多くの人が注目するのは「気候」や「生活費」といった分かりやすい部分だと思います。
でも、実際に暮らしてみると、移動手段や言葉の違いといった“地味だけど生活に直結するギャップ”にも気づかされます

この記事では、沖縄移住を経験した筆者が、

  • 車社会・渋滞との付き合い方
  • 方言やイントネーションという言葉の壁

この2つのテーマについて、リアルな体験談をもとに紹介します。なお、気候や湿気といった生活環境のギャップについては【【沖縄移住の体験談】20代移住者が感じたギャップと失敗談①】で詳しくまとめています。ぜひあわせてご覧ください。

渋滞は沖縄移住の宿命?通勤で直面するストレスと失敗談

沖縄生活で「辛いランキング」上位に必ず入るのが渋滞です。
車社会なので仕方ないとはいえ、毎朝の通勤ラッシュは本当に大変。

私は車で20分の距離を通勤していましたが、実際は平均50分ほどかかっていました。早めに出ればスムーズな日もありますが、私は朝が大の苦手なので「もっと寝られたじゃん…」と悔しく思いながら、職場の駐車場で仮眠をとることもありました。

さらに厄介なのが雨の日の渋滞。移住直後、初めての雨天通勤でいつもより大幅に時間がかかり、遅刻してしまった苦い経験があります。それ以来、天気予報チェックは欠かせません

主要道路にはバス専用レーンもあり、車より少し早く着けることもありますが、私は「多少時間がかかっても自分の空間を確保したい」派だったので車通勤を続けていました。

今振り返ると、もしもう一度引っ越すなら多少家賃が高くても職場の近くや徒歩圏、ゆいレール圏(職場もゆいレール圏前提)を選びます。通勤時間のストレスは生活満足度に直結すると痛感しました。

沖縄移住で感じた方言とイントネーションの壁

都市部や若い世代は標準語に近いですが、年配の方や地方の方は方言(ウチナーグチ)がかなり強いです。

今話題の沖縄の戦後を描いた映画『宝島』でも「方言が強くて理解できなかった」という口コミが多くありますが、実際にあのような話し方をする方は珍しくありません。

私は名護市という那覇から高速で約1時間かかる北部の都市で仕事をする機会も多く、最初は聞き取れず苦労しました。かなりざっくりですが、「那覇から遠い」×「年配の方」ことが方言や訛りの強さと比例しているような気がします。最初はあまり理解できず、職場の年偽が近い先輩に通訳してもらっていた時期もありましたが、仕事で日々やり取りを重ねるうちに少しずつ慣れていたおかげで、『宝島』を観たときには自然と理解できるようになっていました。

沖縄移住を考えている人は、事前に方言やイントネーションに慣れておくと安心です。沖縄の映画を観たり、沖縄のインフルエンサーの動画をフォローするだけでも効果があると思います。私のおすすめは『沖縄訛りの喜屋武さん』です。

方言は最初の壁になるかもしれませんが、理解できるようになると地域の人との距離が縮まるきっかけにもなります。

沖縄移住後に最初は意味が分からなかった単語たち

①ヤマトゥー
「本土出身の人」という意味です。「やまとぅー」は、沖縄の人が本州(内地)出身の人を指すときによく使う言葉です。ネガティブな意味ではなく、単なる区別として使われることが多いです。「あんたやまとぅーの人ね〜」と沖縄内の取引先のお偉いさんに言われてぽかんとしてしまいました(笑)
※差別的な意味は基本的にないと思います。ただし、文脈や話し方によっては“地元とよそ者”の距離感が感じられることもあり、最初は少しドキッとする移住者もいるかもしれません。

②ワッター
「私たち・われら」という意味です。「ワッター会社」「ワッター村」など、所属や仲間意識を示すときによく使われます。聞き慣れないと最初は「誰のこと?」と戸惑うかもしれません。

③上等
「すごいね・いいね・かっこいい」という意味です。標準語の「上等」とはニュアンスが違い、褒め言葉として日常会話でよく登場します。①、②と比べても若い人もみんな使っている印象です。「上等やっさ〜!」=「いいね!」という感じ。イントネーションも独特です。

まとめ|移動と言葉のギャップを知ることで移住後の快適さが変わる

沖縄移住は気候や生活費だけでなく、移動手段や言葉の違いといった“生活のベースになる部分”にも独自の文化があります。

  • 車社会+渋滞は避けられないので、住む場所や通勤手段をしっかり考える
  • 方言・イントネーションは慣れが必要だけど、理解できると人とのつながりが深まる

こうした点を事前に意識しておくだけで、移住後の「ギャップ疲れ」をかなり減らせます。

気候や湿度といった生活環境面については、先に公開している【【沖縄移住の体験談】20代移住者が感じたギャップと失敗談①】で詳しく紹介しています。あわせて読むことで、沖縄移住のリアルがより具体的にイメージできると思うので是非見てみてくださいね~。

ABOUT ME
けいたろう
けいたろう
駆け出しブロガー×下っ端サラリーマン
28歳のネコ好き。大学進学のタイミングで東京に上京。新卒で大手不動産会社に入社するも、1年ちょっとで退職。24歳で沖縄に移住し、現地の不動産会社に転職。2年弱で再度の転職を決意し、東京に戻ってきました。再度の移住を夢見て頑張っています!
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