【24歳の沖縄移住】月20万円で暮らしてみた|リアルな生活費(お金事情)と注意点

沖縄移住ってお金どれくらいかかるの?
「東京より安いのかな」「南国だしのんびり暮らせるのかな」と思っている人も多いはず。
私自身、24歳で沖縄県に移住し、手取り20万円で生活してきました。
今回はリアルなお金事情と、住んでみて気づいた落とし穴や節約ポイントを公開します。
沖縄移住 毎月の収入
毎月の手取りは約20万円。東京にいたころよりは下がりましたが、暮らし方次第で十分に生活できます。
沖縄移住後の支出(固定費)
家賃
家賃は光熱費込みで約6.5万円。オートロック付きの1LDKでわりと新しめで場所は与那原町です。那覇市だと自然が少なく、海が見える広めの家に住みたかったのでこの場所にしました。地図で見ると那覇まで車で20分ほどですが、朝夕は常に渋滞で実際は1時間弱かかるのが日常。
通勤ストレスはかなり大きく、少し狭くてもずっと那覇に住む選択で良かったと後悔しています。リモートワークであればもう一度与那原を選ぶくらいオススメです。
※写真はイメージで、実際はもう少し海から距離があり、前にマンションが建ってます(海は「まあ見える」くらい笑)。

光熱費(プロパンガス注意!)
与那原町は都市ガスが通っていない(2022年当時)ためプロパンガス。今でも那覇市とその周辺市町村の一部の提供です。
ガス乾燥機を毎日のように使った最初の月は請求額がとんでもない金額になりました…。
2か月目からは完全に封印し、室内干し+エアコン風で乾かし節約に徹しました。
スペースをとる「大型の箱」と化してしまったので、物件選びの際は注意してくださいね。毎月約5,000円でした。
通信費とサブスク
Wi-Fiは物件に無料でついていたため、楽天モバイル3,000円+スマホ本体の分割払い3,000円のみ。サブスクはNetflixとAmazonプライム、他諸々で月2,000円程度。
沖縄移住後の支出(変動費)
食費
食費は月2万円ほど。野菜は近くのJAで買っていたので安く感じましたがその他の食材は東京と変わらない印象(または少し高いくらい?)です。調べてみると沖縄県産以外の食品には本土からの輸送費がかかっているので、少し高いのだそう。
雑貨・日用品
洗剤、シャンプー、トイレットペーパーなどで月1万円。
湿気が多く、除湿剤は必須。油断すると服にすぐカビが生えます…。
このあたりのカビ対策は今後のブログで詳しくご紹介します。

美容室代(ホットペッパー活用)
月1回程度、毎回違うお店でカット。約5,000円。ホットペッパーの初回クーポンを使いまくってました。初回荒らしというわけではなく、お気に入りのお店が最後まで見つからずでした…。
外食・交際費
友達や職場の飲み会で月2万円ほど。想像していた「海沿いBBQ」は一度も行かず(笑)。外食で月2万円程度。沖縄グルメが大好きで休日は海の見えるカフェやハンバーガー、ステーキ、オムタコなどをよく食べに行ってました。

服代、趣味など
服にかかるお金は月平均にすると1万円ほど。
沖縄は「年中夏服」というほどではありませんが、冬は長袖や薄手のニットなど秋服くらいで過ごせます。
コートやダウンは不要なので、東京で冬物にかけていた費用がほぼゼロになり、クローゼットもスッキリ!書籍の購入やその他の趣味にかかる出費も含めると2万円程度でした。
毎月の収支まとめ
項目 | 金額 |
---|---|
収入 | 約20万円 |
固定費 | 約8万円 |
変動費 | 約7.5万円 |
残り | 約4.5万円 |
注意点(車の維持費等)
与那原町では車が必須。那覇までの通勤だけで往復2時間近くかかるため、燃費や維持費を考えると負担感は大きいです。
毎月の支出には含めていませんが、車検・税金・メンテナンス・車の買い換えで定期的に大きな出費があるのでボーナスも考慮しながら積立をしていくことはは必須です。
これを加味すると「東京で車なし生活していたころと、実質そんなに変わらないのでは?」と感じるほどです。東京でも同様ですが車を所持することの負担は大きいと思います。具体的な比較は今後、別記事でまとめてみる予定です。

まとめ
手取り月20万円でも十分暮らせるし、「1人なら比較的余裕あり」だと思います。
ただし結婚や子育てを考えると、給料の伸びが見えないと少し不安。
また、与那原町のような郊外に住むなら、車の維持費や買え変えなどの出費も含めてシミュレーションするのがおすすめです!