20代沖縄移住者の休日①|奥武島でネコと海と天ぷらを楽しむ半日旅

沖縄に移住してからというもの、休日の過ごし方ががらりと変わりました。
以前はショッピングモールや映画館が定番だった週末も、沖縄在住時は自然やローカルなお店をめぐる「ゆるっとお出かけ」がお気に入りでした!

そんな中でも特に好きだった場所の一つが、那覇から車で40分ほどの距離にある「奥武島(おうじま)」です。橋を渡ればすぐに島の中。とても小さな島ですが、癒し要素がぎゅっと詰まっています。
沖縄移住者におすすめの週末スポット「奥武島」ってどんなところ?
奥武島(おうじま)は、沖縄本島の南部、南城市(なんじょうし)にある小さな離島です。「離島」といっても、橋(奥武橋)で本島とつながっていて、車でサクッとアクセスできるのがポイント!那覇からは車で約40分ほどです。
特徴①:一周たった5分。ローカル感あふれる小さな島
・島の周囲はわずか2kmほどで、車でぐるっと回っても5分くらい。
・観光地化されすぎていないので、のんびりとした雰囲気が漂ってます。
・島民も少なく、ローカルな暮らしと素朴な風景が魅力。
特徴②:ネコが多く“ネコの島”として密かに人気
・島内にはたくさんのネコがいて、移住者に癒しを提供してくれます。
・道の角、海沿い、民家の前など、どこを歩いてもネコに会える確率高め。
※今まで島には3度訪れていますが、毎回10匹以上のネコに会えています。
特徴③:奥武島といえば“天ぷらの島”
・「沖縄天ぷら」の聖地とも言われるほど、天ぷら屋さんが複数。
※沖縄の天ぷらは東京で食べる天ぷらとは全く別物!詳細は後ほど紹介しますね。
・島に入った瞬間、ふわ〜っと揚げたての香りが漂ってくるのも、奥武島ならではの空気感。
特徴④:アクセス良好&気軽に行ける
・那覇市から車で40分ほど。ドライブにも最適な距離感。
・奥武橋を渡る瞬間、視界が開けて海が広がる感覚がちょっとした感動ポイント。
奥武島はネコ好きにたまらない“ネコの楽園”
奥武島といえば、ネコ。とにかく猫。
島のいたるところで、のんびりと過ごすネコたちに出会えます。

お店の軒先で昼寝している子、海辺をスタスタ歩く子、観光客にすり寄ってくる甘えん坊など、性格も見た目もいろいろ。
私が行った日も、おうばし(奥武橋)を渡ってすぐの空き地で2匹のネコたちがくつろいでいました。近づいても逃げずにこちらをじっと見てくる様子が、なんとも可愛くて癒されます。
特にネコが多いのが奥武島野球場前の公園の屋根下。ここに行くと毎回10匹以上のネコちゃんが休んだり、地元の方にエサをねだったりしています。
奥武島の定番グルメ!てんぷらの楽しみ方
ネコさんたちと遊んでお腹がすいたら、ぜひ名物のてんぷらを食べてみてください。
個人的なおすすめは大城天ぷら店!
奥武橋を渡って右に進み、車で1分ほどのところにあります。
このお店、地元の人にも観光客にも大人気で、いつも人が並んでいます。
注文票に記入して会計を済ませたら、店前でネコさんと待機。揚げたてのいい香りが漂ってくるので、待ち時間もちょっとした試練です。ネコさんに相手をしてもらいながら待ちます、、、

天ぷらは、衣がふわっふわ。中はじゅわっとやさしい味わいで、まさに“沖縄の天ぷら”。
沖縄の天ぷらって本土とどう違うの?
沖縄の天ぷらは、東京でよく見る“サクサクの天ぷら”とはちょっと違います。
衣はもっちり&ふんわり、外はカリッというより「ふわっ」とした食感。味つけもしっかりしていて、そのまま食べても美味しいのが特徴です。

特徴としては
・衣が厚めで、どこかフリッターっぽい食感
・塩味や出汁の風味が衣にしみてて、ソースいらず
という感じで、まさに“おかず”と“おやつ”の中間のような存在。
具材はシンプルで、魚・いか・もずく・紅芋・ウインナーなどが定番。
特に魚天(魚のすり身や切り身の天ぷら)は、沖縄のソウルフードです。
さらに嬉しいのが、1個100円〜で買える手軽さ。
おやつ感覚で天ぷらを買って、海辺でパクッと食べるのが最高です。
▽ 大城てんぷら店 ▽
住所:沖縄県南城市玉城字奥武193
TEL:098-948-4530
駐車場:有
お店の前には海が広がっていて、ベンチに座って食べるのも気持ちいいですよ。
奥武島をぐるっとドライブ!海を感じるちょうどいい“半日旅”
奥武島は、一周たった5分ほどの小さな島。
でもそのコンパクトさが、実は“ちょうどよく癒される”距離感なんです。
島に入るとまず目に入るのが、目の前に広がる青い海と空。
奥武橋を渡る瞬間、視界が一気に開けて、エメラルドグリーンの海が広がる景色は、何度訪れても「わあ…」と声が出てしまいます。

車でゆっくり島を回ると、左手には海、右手には地元の暮らしの風景が広がります。
ところどころで車を停めて、海沿いに座ってボーッとしたり、ネコと戯れたり。そんな何気ない時間が、心をふっと軽くしてくれます。
砂浜があるわけではないけれど、海の透明度は高め。晴れた日は水面がキラキラしていて、のぞき込むと魚の影が見えることもあります。観光地らしい派手さはないけれど、生活と自然が共存しているこの島の空気感は、沖縄に住んでいるからこそじっくり味わえるもの。
「がっつり遊ぶ」ではなく「ただ、海を見に行く」「ただ、のんびりドライブしたい」
そんな日の行き先として、奥武島はぴったりなんです。
沖縄移住者のリアルな休日|自然とローカルに癒される暮らし
奥武島は、がっつり観光する場所というより、ちょっと立ち寄って癒される“身近な非日常”。こういう場所があるのも、沖縄移住の魅力のひとつです。
「今日はちょっと出かけたいな〜」という日に、ネコたちとふれあって、天ぷらをかじりながらぼーっと海を見る時間。私にとってとても贅沢な休日でした。