沖縄県那覇市で仕事するならどこに住む?【20代移住者向け】

「沖縄に転職、移住したいけど、住む場所ってどう選べばいいの?」
そんな疑問を持つ方へ、実際に那覇市と那覇市近郊の与那原町に住んでいた私の視点から、住む場所選びのヒントをお届けします。
「どこに住むべきか」のおすすめは人によって2パターンあります。それぞれ紹介します。
① 那覇都心エリア(ゆいレール沿線)への移住
車がなくてもOK。「飲みも仕事も」便利さ重視派におすすめ!

那覇市や隣接する浦添市の一部には、沖縄唯一のモノレール「ゆいレール」が走っています。車社会の沖縄において、公共交通機関で生活できるエリアはかなり限られており、那覇都心部は貴重な“車なしでも暮らせる地域”だと思います。※バスは比較的充実していますが、バス頼りの生活はストレスが大きいと思います。
私は那覇市内のマンスリーマンションに2ヶ月ほど住んでいましたが、車を持っていない人・車に関わる初期費用を抑えたい人・お酒好きな人にはかなりおすすめです。
というのも、沖縄はバスの本数が少なかったり終バスが早かったりするので、那覇での飲み会後はタクシーや運転代行頼みになりがち。
ゆいレール沿線に住んでいれば電車に乗って帰宅できるので、飲み会への心理的ハードルがかなり下がります。沖縄の方は飲み会が好きな人がとても多い印象があり、私も会社の先輩たちと仲良くなったきっかけは、飲みの場でした。転職後に「早く職場の先輩方と仲良くなりたい!」という方はゆいれいーる沿線一択です(笑)
また、那覇市はシェアカーの設置数も多く、週末にちょっと遠出したいときも便利。車の維持費や駐車場代を考えると、ゆいレール+シェアカーの生活はコスパ面でも◎です。

ただし注意点もあります。
都心部なので、観光客やビジネスマンが多く、「沖縄らしいゆったりした生活」にはあまり向きません。駅によっては雑多な印象もあるので、落ち着いた暮らしを求める人は注意が必要です。また家賃も比較的高く、スーモによると那覇市の家賃相場は1Kで約6万円程度(2025年7月時点)とのことでした。
② 那覇近郊エリア(与那原町、浦添市、南風原町、西原町、豊見城市、南城市など)への移住
車が必須。でも広くて落ち着いた生活をしたい人におすすめ!
那覇市の周辺にあるこれらのエリアは、比較的家賃が安く、海が見える物件も見つかるのが魅力です(少ないですが、、)。
私は沖縄生活の大半で、那覇市に隣接する「与那原町(東海外エリア)」に住んでいました。最終的な決め手は「部屋から海が見えること」でした。ゆったりとした空気と自然が近い環境での生活は、那覇都心部とはまた違った豊かさがあります。
これらのエリアは買い物も便利で、大型商業施設があちこちに。
たとえば:
- 浦添市:サンエー パルコシティ(県内最大級)
- 豊見城市:イーアス沖縄豊崎
- 南城市:コストコ
など、どの市町も買い物スポットが充実しています。
ただし、最大のデメリットは「渋滞」。
朝の通勤ラッシュ、特に雨の日は地獄です。
車でもバスでも渋滞にはまるのですが、バスは通勤時間の専用レーンがある分まだマシ。
ただし車通勤なら、渋滞中でもパーソナル空間で好きな音楽やラジオを聞いてゆったり過ごせるという良さもあります。

逆に車がない場合は不便です。
休日に出かけようとシェアカーを借りようにも、ステーションは基本ありません。あってもかなり遠いと思います。バスも場所によりますが本数もすくなく、炎天下のなかバス停まで歩くのも大変です、、、
まとめ:移住先としてあなたに合うのはどっち?
条件 | 那覇都心エリア | 那覇近郊エリア |
---|---|---|
車なしOK? | モノレール活用で○ | ほぼ必須なので△ |
飲み会へのハードル | 電車で帰るなら参加しやすいので○ | 運転代行 or タクシー利用で△ |
家賃の安さ | 那覇中心部は結構高いので△ | 場所もよるが安めで○ |
沖縄らしさ | ビルやホテルが多く△ | 場所にもよるが自然が多く〇 |
渋滞ストレス | モノレールなら○(通勤時間は混んでますが) | かなりしんどかったので✕ |
シェアカー活用 | かなり多く◎ | 場所にもよりますが基本ないと思ったほうが良いので△ |
「沖縄で働く」と言っても、住む場所次第でライフスタイルは全く変わります。
自分の優先したいことが何かを明確にして、無理なく、でも理想に近い生活を選んでみてください!